未払いの残業代について

未払いの残業代がある、残業をしているのにその分の残業代が支払われていないという場合は、法律上は過去2年間は遡って請求することができます。

この場合、可能な限り、その時間に間違いなく仕事をしていたということが立証できる何らかの証拠を残しておくことが望ましいです。最初はあくまで会社との交渉ということになりますので、証拠がない限りは絶対に未払いを払ってもらえることはないかというと必ずしもそうではありません。
会社としても事を荒立てたくない場合、状況からみて明らかに残業をしていることが間違いない場合、他の社員のことや社会的な影響を考えた場合など、とくに証拠と呼べるようなものに乏しくても未払い残業代を払ってもらえることもあるかもしれません。このあたりは交渉力の問題になります。
しかしその交渉がもつれ、裁判に持ち込んで解決しようとするときは、どれだけ声高に主張しても証拠がなければ立証することは難しいでしょう。この証拠の中には、一応はタイムカード、パソコンのログインやログアウト時間記録、建物の防犯カメラとか守衛さんの証言なども含まれますので、全てを自分で揃えておかないといけないかというとそれもまた当てはまらないのですが、矢面に立たされている会社側が率先してこれらの記録の開示に協力するとは思えないでしょう。基本的には自分の身は自分で守るということで、自分でしっかりと証拠を集めて持っておく必要があるのです。

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